カップラライン技術情報

カップララインの加工

カップララインの加工については、結合量3dBシリーズについては、お客様にて加工していただけます。
3dB以外のシリーズにつきましては、構造が特殊であることから専用治具が必要になりますので、原則として当社にて加工をして納品させて頂いております。

切断、端末処理方法について

【1】切断長について

カップララインの切断長は「設計計算例」のページにある、「1」式をご利用ください。この計算方法で得られる長さはカップララインの外部導体長となります。
従って、切断長は外部導体長に両端末の剥きだしリード長を加えた長さとなります。

【2】切断方法について

切断には糸鋸、または丸鋸で切断していただけます。切断の際、
バリの無いように切断して頂くことで、後工程が楽になります。

【3】端末リード剥き出し

端末リードを剥き出す場合、セミリジッドケーブルと同様の方法で剥き出すことができます。但し、セミリジッドケーブルと異なり、中心導体が2本になっている点にご注意ください。
中心導体に茶色の樹脂(ポリイミド)が被覆されている製品の場合、この被覆の剥き出しについては、市販のワイヤーストリッパーをご利用頂くと便利です。くれぐれも中心導体自体にキズ等が付かないようにご注意下さい。

3dBシリーズのカップララインの加工方法について一般的な手順書が用意してあります。お気軽にお尋ねください。

切断、端末処理方法について

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カップララインには専用のコネクタを取り付ける事が可能です。
コネクタ取付については当社にて行います。
カップラライン専用コネクタについては、「専用コネクタ」のページをご覧下さい。

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切断、端末処理方法について

カップララインをプリント基板に組み込んでご使用になる場合のポイントをご説明します。

【1】マイクロストリップラインとカップララインの中心導体を接続する際に生じる、不整合部分を出来るだけ小さくする事が重要です。プリント基板のパターンを設計される際はこの点を考慮して頂き、最短で配線が出来る様にパターンを設計してください。
下図の様に、カップララインをプリント基板に埋め込むような形状で組み込んで頂く方式がお勧めです。

【2】カップラライン外部導体を確実にGNDしてください。特に外部導体両端末は確実にGNDする必要があります。外部導体両端末のGNDが不十分な場合、中心周波数が低域にずれる原因となります。
スルーホールをカップラライン外部導体と接する周辺に設けて頂き、ハンダ等で確実にGNDさせる事をお勧めいたします。

【3】3dBシリーズのカップララインは曲げ加工が可能です。曲げ加工にあたっては、次の点にご留意ください。
a.最小曲げ半径を守る。(可能な限り大きな曲げ半径にてご検討ください。)
b.曲げるスピードはゆっくりと。
c.フリーハンドでの曲げではなく、沿わせて曲げる曲げ型を使用する。

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