カップラライン技術情報

概要・構造・各部の名称

概要

カップララインCLシリーズは、中心に平行な同じ外径の導体を配した精巧なシールド・ケーブル構造です。使用目的、および周波数に応じて適切な長さに切断、成端加工をすることで、容易に広帯域の方向性結合器をはじめ、多くの回路素子が得られます。
外部導体は無継目無酸素銅チューブで覆うセミリジッド化がなされており、軽量、コンパクト化が図られ、しかもほとんど外界からの影響を受けることがなく、回路素子として容易に取り付け、接続が可能です。

カップララインCLシリーズの構成は下図のように、2線式遮蔽構造の分布結合線路で、三つのタイプがあります。
強結合タイプの場合は、一対の内部導体を非常に接近(数十ミクロン)させ、しかも、一定間隔に配置させる必要があります。そのため、2本、または1本の内部導体を、一定肉厚の絶縁体(第一絶縁体)で被覆し、たがいに密着させた状態にしてからPTFEで絶縁(第二絶縁体)した(i)と(ii)のタイプがあります。
疎結合タイプの場合は、(iii)のように2本の内部導体の間隔がひろがり、均一絶縁タイプとなります。
最外殻は外部導体として、無継目無酸素銅で覆っています。

 

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